つれづれなるままに
「男に騙されたとかじゃなく自分が食ってやったと思え」
近頃Twitterで散見される男勝り系女子がよく言う主張である。
男女平等が叫ばれるようになって久しくないが、それと比例して性に関しても女性性が解放されてきている証であろう。
こういった発言をする女子、ガハハ系女子とでも呼ぼうか、とにかく勢いがすごい。声がでかそう。ついでに鼻息も荒らそう。なんとなくだけど。
愛やら恋やらセックスやらに悩める女子に対し、彼女等はやたらととりあえず寝ることを勧めてくる。
「人生は一度きり!若いうちなんてあっという間なんだから食えるときに食わなきゃもったいないじゃん!それで付き合えれば万々歳だし、駄目なら駄目でいい思い出!」
という具合である。
ちなみに悩める女子とガハハ女子では貞操観念やら何やらの観念が根本的に違うので、ガハハ女子にこう言われたところで悩める女子にとっては何の参考にもならないのは周知の事実である。
だがふと思った。
わたしの行動って結果としてガハハ女子に似ているのではないかと。
基本的に押し付けがましい、暑苦しい人種は苦手であるのでそれは大変心外ではあるのだが、思い返すと結果としてはそうなっていると認めざるを得ない。
しかしわたしはガハハ達のような大層な思想は持ち合わせていない。
とにかく流されに流されて生きている人間なのである。
徒然なるままに、絶対欲しいものだけは手に入れて、それ以外は快不快だけを考えて漂うように生きているのである。
そんな自分の取り留めのない生き方(というと大袈裟なのだが)を、記していこうとなんとなく思ったのである。